不動産を購入する際には物件だけでなく、立地がどのような場所にあるのかはとても重要です。
今回は名古屋市守山区の浸水区域をハザードマップを用いて調査したいと思います。
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ハザードマップとは、大雨や洪水などの自然災害をあらかじめ予測し、予測した被害の範囲を地図化したものです。
詳しくは下記コラムを参照ください。
ハザードマップで災害被害を予測しよう
ハザードマップの情報が全てではありませんが、被害予測の参考になる重要な指標になります。
守山区やその他の名古屋市のハザードマップは名古屋市のサイトから手に入れることができます。
それでは守山区のハザードマップをみていきましょう
こちらが守山区のハザードマップです。
左上の小さな図が大雨による浸水を想定した図。
大きな図は庄内川・矢田川・香流川の氾濫(洪水)を想定した図です。
図の真ん中を横切っている青い線が庄内川です。
その下の細長い線が矢田川です。
この2つの川を挟んだ箇所が守山区になります。
(庄内川の北側は春日井市)
庄内川周辺に青色で塗られている個所があるのがわかると思います。
この箇所が浸水区域になります。
先ほどのハザードマップより、守山区に洪水の浸水区域があるのがわかりました。
特に注意が必要な浸水区域が大きく分けて以下の3カ所あります。
それぞれの浸水箇所を先ほどのハザードマップを使って見ていきたいと思います。
新守山駅周辺の浸水区域は以下になります。
青く色付けされている個所が浸水想定区域となります。
色付けされている真ん中の黒い線線がJR中央線です。
線路の真ん中あたりに新守山駅があります。
JR中央線を中心に矢田川と庄内川を挟んだ区域が浸水区域となっているのがわかりますね。
町名だと、鳥羽見・瀬古・川宮町・川村町などが該当します。
浸水深の目安は以下になります。
上の図を見てわかる通り、新守山駅中心部で3.0m~4.0m。
さらに西側になると4mを超える浸水が想定されています。
この深さは2階部分までの高さにまでなります。
新守山区周辺は非常に危険な浸水区域ことがわかると思います。
吉根小学校周辺のハザードマップを見ていきたいと思います。
守山区の北側にある吉根周辺ですが、こちらも浸水区域に該当する区域があります。
町名だと、吉根1,2丁目・桔梗平になります。
色の濃い場所は工場や倉庫などがあり住宅用地は少ないですが、黄色がかかった箇所は住宅も多くあるので注意が必要です。
先ほどの新守山駅よりは範囲が狭いですが、注意が必要ですね。
先ほどの吉根よりさらに北上した志段味の西側の区域も注意が必要です。
このエリアも田畑や工場が多くあり、住宅地は少ないですがこのエリア周辺でみつけたら注意が必要ですね。
次に大雨を想定したハザードマップを見ていきたいと思います。
上の図が大雨を想定した区域になります。
黄色のマークが浸水区域0.2m~0.5m未満。
黄緑色のマークが0.5m~1.0m未満です。
【洪水】ハザードマップと同様に新守山駅を中心のエリアに比較的集中しています。
その他にも矢田川周辺(地図下の青い線)の周辺もところどころ色付けされているのがわかります。
守山区は庄内川と矢田川に挟まれている地域です。
せっかく住んでも洪水や大雨の被害にあう可能性の高い地域に住むのは不安ですよね。
ハザードマップの情報が全てではありませんが、被害予測の参考になる重要な指標になります。
家やマンションの不動産探しの際はぜひハザードマップの情報も活用してみてください。
名古屋市のハザードマップ情報はこちら
あなたの街の洪水・内水ハザードマップ
浸水時の中古マンションの駐車場についてのコラムはこちら
機械式・地下駐車場の水没・浸水に気をつけよう
守山区の洪水・内水ハザードマップページはこちら↓
http://www.city.nagoya.jp/bosaikikikanri/page/0000112472.html
守山区のハザードマップのPDF版はこちら↓
http://www.city.nagoya.jp/bosaikikikanri/cmsfiles/contents/0000112/112472/kozui_moriyama_chizu.pdf
名古屋市の各区のハザードマップ情報についての記事はこちら↓
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