これからマンションを購入を検討されている方で、住宅ローンがどのくらい組めるのか。また、審査は通るのか気になる方は多いと思います。
住宅ローンの事前審査を行うことによってどのくらいの金額を借りることができるかの参考にすることができます。
また、事前審査は住宅ローンの金額だけでなく、購入をスムーズになったり、価格交渉にも有利になる場合があります。
今回は住宅ローンの事前審査についてお話ししたいと思います。

住宅ローンの事前審査とは？

住宅ローンを利用するには銀行などの金融機関から住宅ローンの審査を承認してもらわなければなりません。
この住宅ローンの審査の手順は以下の通りです。

①事前審査
（主にマンションなどの物件の契約前に受けます）

↓事前審査通過後に

②本審査
（マンションなどの契約が終わった後に受けます）

金融機関が仮審査を行う目的は返済能力があるか短期間で確かめるためです。
審査結果はどの金融機関でも２~３日あれば結果が出ます。

必要書類としては

①本人確認書類（運転免許証など）

②健康保険証

③前年度の源泉徴収票

④事前審査申込書

この４つがあればほとんどの金融機関で審査が受けれられます。

事前審査申込書は金融機関に行けば受け取ることができます。
また、不動産会社も提携の金融機関の申込書を持っていることが多いのでそこで代行してもらうこともできると思います。

本審査には色々な審査や手続きが必要になり多くの手間がかかります。
仮に明らかに返済の能力が無い人がいきなり本審査をしてしまうと、金融機関と双方にとっ多くの時間を費やすことになってしまいます。
そうならないために一旦事前審査をして短期間で判断し、本審査で細かなところを判断します。

事前審査はいつやったほうがいい？

この事前審査をやるタイミングですが、いつやるのがいいのでしょうか？
私がおすすめするのは、「物件探しを始めた時から」です。

早いタイミングかと思うかもしれませんが、なぜ「物件探し始めた時から」というと物件探しの参考になるからです。
その理由は、住宅ローンの借入額がわかるので、どのくらいの価格の物件を購入できるか分かるからです。
また、申し込みした金融機関を必ず利用しなくてもよいので住宅ローンの入りとしてはやっておいて損はないかと思います。

よくある例としては、物件をいくつも見学に行って欲しい物件が見つかり、いざ購入申込みまではしたものの事前審査が通らず購入ができなかったり。
理想としている物件の価格帯と住宅ローンの借り入れができる物件の価格帯が合わずに購入を諦めざるを得なかったりする方は多く見られます。
ネットなどにあるローンシュミレーターだけで判断してしまって実際は通らなかったということもあるので要注意です。

その他にも早めに事前審査を申し込むのはメリットがあります。

事前審査を早めにやるメリット

先程、物件探しを始めた時から行うことによってメリットとして物件購入の参考になるとお話ししましたが、その他にもメリットがあります。

①契約までがスムーズに進む

②価格交渉が有利になるかもしれない

事前審査を早めにすることによってこのようなメリットがでてきます。

物件の購入を決めると売主に対して買付申込書を提出します。
この時に価格交渉や条件の交渉をするのですが、事前審査をやらずに提出すると、交渉は事前審査を通してからでないとしないという売主は多くいらっしゃいます。
本当に購入する意思があるのか、また購入するお金は持っているのかと信用されないからです。

そのため、欲しい物件が見つかっても事前審査を通していないことにより交渉の時間が長引いたり、他に競合がいた場合に不利になる可能性があります。
事前審査をあらかじめ通しておけば売主も安心していただけますし、購入意思が本当にあるということを信用していただけると思います。

まとめ

①住宅ローンの事前審査は返済能力を短期間で判断するためのもの（２~３日程度）

②事前審査は物件探しを始めた時から申し込むのがおすすめ

③事前審査をあらかじめ通しておけば物件購入の流れがスムーズにいく

Breinでは、住宅ローンのご相談から事前審査の代行手続きまで無料で行っております。
物件探しだけでなく、住宅ローンのお手伝いまでやらせていただきますのでお気軽にお問い合わせください。