車一台に何坪必要?

注文住宅で家を建てられるほとんどの方は駐車場を確保するかと思います。

駐車場を確保するのにどのくらいの面積が必要なのでしょうか?

 

ベースオン
車に必要な坪数など、詳しく解説したいと思います。

 

 

車1台に何坪必要?

車一台にかかる面積はどれくらいでしょうか?

1台当たりのスペースと駐車に必要な面積は一般的に

 

ベースオン
3.8坪~5.0坪を基準として設計されることが多いです。

 

計算方法としては、

幅2.5~3.0(m)×奥行5.0~5.5(m)
= 12.5㎡~16.5㎡3.8坪~5.0坪

この基準を目安にしてもらえればいいと思います。

ただ、車の車種によって駐車場を確保する大きさは変わってきますよね?

次は車種別のサイズを確認したいと思います。

 

車の車両サイズを確認しよう

駐車場を確保するうえで車両サイズを確認することは重要になってきます。

各クラスの平均的な車両サイズを確認してみましょう。 単位(m)

全長全幅全高代表車種
軽自動車3.41.481.65
ムーブ、ワゴンR、アルト、ミラなど
小型車4.51.681.5マーチ、ヴィッツ、フィット、イストなど
中型車4.81.71.5カローラ、プリウス、スカイライン
ワンボックス4.81.72.0セレナ、ステップワゴン、、エスティマなど
大型車5.21.871.5クラウン、レクサス、シーマ、ベンツなど

 

上の表はサイドミラーは全幅に含まれませんのでご注意ください。
そのため全幅は30センチ~40センチくらいはプラスして余裕を持たせたほうがいいですね。

軽自動車なら幅2.5m~奥行5.0m
12.5㎡(約3.8坪)

この大きさでも十分に収まりそうですね。

大型車でも余裕をもって駐車するのであれば、
幅3.0m×奥行5.5m
16.5㎡(約5.0坪)

このくらいは必要になってきそうです。

 

ベースオン
ご所有の車や将来購入予定の車を表から当てはめて頂ければと思います。

複数台停める場合

ご夫婦で車を持たれていたり、車を複数ご所有の方は多いと思います。
複数台停める際の種類や注意点などのお話したいと思います。

複数台停める際の駐車のしかたはおもに3種類あります。

  • 直角駐車
  • 並列駐車
  • 縦列駐車

 

詳しく解説したいと思います。

 

直角駐車

前面道路に対して直角方向に駐車する方法です。 一般的な停め方かと思います。
前向きでもバック駐車でもどちらもしやすい。

 

 

 

ベースオン
幅を広げれば更に便利になりますが、間口に少々余裕が必要ですね。

並列駐車

道路に対して平行に駐車する方法です。
2台以上停めるには間口を広く取らないといけないので、少し用途は限られてきそうです。

 

 

 

ベースオン
間口は広いけど、奥行きに余裕がない場合にはよい方法ですね

 

縦列駐車

車を縦に停める方法です。
メリットは間口があまり取れなくても2台以上駐車できることです。
ただ、間取りによっては奥の車の出し入れに手間がかかる場合があります。

 

ベースオン
家の面積を広く取りたい方や来客用など、頻繫に出し入れしないけど1台分確保したい方
にはおすすめですね。


まとめ

 

  • 駐車スペースは1台当たり3.8坪~5.0坪を目安に。
  • 複数台停める場合は駐車の停め方を工夫する

 

ベースオン
駐車場を確保する際はどうやって停めるかシュミレーションしましょう。

 

駐車に関する記事は下記に載せております。
ぜひ参考にしてみてください。

マンションの駐車場 チェックすることは?

機械式・地下駐車場の水没・浸水に気をつけよう

関連記事
不動産売買の仲介手数料について

  不動産売買における仲介手数料について、 分かりやすい例を交えてご説明いたします。     仲介手数料 3%+6万円の6万円は? 売買における仲介手数料は以下の計算で求めます。 ①200万[…]

[» 続きを見る]

不動産売買するなら知っておきたい 両手取引・囲い込みとは?

  不動産売買の仲介において「両手取引」、「片手取引」といわれる取引の方法があります。 この不動産屋の取引の仕方によってはお客様にとって不利な取引になってしまう可能性があります。 今回はこの「両手取引」、「片手[…]

[» 続きを見る]

囲い込みとは?

不動産業界では「囲い込み」や「売り止め」、など古くからある売主に不利益をもたらす慣習があります。 今回は物件の「囲い込み」についてお話ししたいと思います。   Contents1 「囲い込み」とは情報を他の会社[…]

[» 続きを見る]

大規模マンションのメリット・デメリットは?

マンションといっても高層型のタワーマンションから低層型マンションなど、色々な規模やタイプがあります。 もちろん、マンションの規模ごとにもメリット・デメリットがあります。 今回は規模の大きいマンション。 大規模マンションに[…]

[» 続きを見る]

1㎡は何坪?

不動産の面積の単位は「㎡」や「坪」で表記していますね。 そこで今回は単位の変更する時の計算などのお話をしたいと思います。 Contents1 坪・平米・畳を換算すると2 「㎡」⇔「坪」の計算方法3 まとめ 坪・平米・畳を[…]

[» 続きを見る]