不動産の仲介手数料半額システム”ブレイン”の金海です。

マンションなど不動産を購入する際は少しでも安く物件を購入したいですよね。
そのためには値引き交渉をする必要があります。

値引き交渉はどのタイミングで行えばよいのでしょうか？
また、値引き交渉を有利に進めるために準備しておきたいことはあるのでしょうか？

値引き交渉は買付証明書で申し込み

値引き交渉は買付証明書という書面で申し込みをします。
この買付証明書に値引き後の希望の金額を記載します。
買付証明書の詳しい説明はコラム”買付証明書とは”をご覧ください。

注意点としては、値引きの交渉はまずは書面で行うということです。
口頭での価格交渉はほとんど取り合ってくれないことが多いです。

私としても申込みの前の段階で口頭でどのくらいまで下がりそうか売主や売り側の不動産会社に探ることは多いですが、売主の方には「まずは買付（買付証明）をだしてからね。」と言われることがほとんどです。

不動産の値引き額は数十万円から多いときは数百万円になります。
申込みをする人が本気でその物件を購入する意思がないと取り合ってくれないことが多いのです。

ただ、口頭の段階では「値引きはしないよ」と売主が言っても、書面で申込みをして交渉を続けていくと実際は値引き交渉がうまくいくことはよくあります。

なので本当に欲しい物件がある場合は買付証明で購入意思が本気であることを伝えることが大切になります。

値引き交渉は不動産業者が買主に代わって交渉

買付証明書を記入した後は、不動産会社が買主に代わって売主に提出をします。

買付証明書を元に価格交渉や諸条件の交渉を行っていきます。
希望の値引き金額が通るか通らないかは売主の判断になります。

希望の金額が通らなかった場合は、改めて購入するかどうか検討していただくことになります。
希望の値引きが通った場合は基本的にはその金額での契約を進めることになります。

値引き交渉についての詳細はコラム”値下げ交渉しやすい中古マンションはあるのか？”を参考にしてください。

値引き交渉前にやっておきたいこと

値引き交渉を有利に進めるためにやっておきたいことがあります。
それは以下の二つです。

• 住宅ローンの事前審査を済ませておく
• 手付金などの資金の準備をしておく

この二つは価格交渉をする前に準備しておくとよいです。

事前審査を済ませておくことは、このような効力があります。

• その物件を購入できる能力があることを証明できる
• 申込みの先着順を確保するため

先ほどもお話しした通り、売主は買主の購入意思が本気かどうか、またちゃんと物件を購入できる人なのかどうかを知りたいです。

この事前審査を済ませておくと、物件を購入できる能力があることが証明され、売主は申込みをする人に安心・信用することができます。

そのため、同じタイミング、同じ条件で複数の申込人が買付証明書を提出すると、この事前審査を通している方が優先されます。

手付金については、

• 多ければ多いほど売主に本気度を伝えることができる
• 手付金や諸費用が用意できないと契約自体できない

先ほどのお話の通り売主に安心・信用してもうらことは重要です。
手付金が多いほど本気度が高いことを伝えることができます。

手付金や購入にかかる諸費用を準備できていないと、そもそも契約自体できませんのでしっかりと準備をしておきましょう。

まとめ

• 値引き交渉は”買付証明書”という書面を通して行う
• 値引き交渉は不動産会社が買主に代わって交渉をする
• 値引き交渉の前にやっておきたいことは
• 住宅ローンの事前審査を済ませておく
• 手付金や諸費用を用意しておく

ブレインでは仲介手数料を半額にするだけでなく、購入時の価格交渉も積極的に行います。
より賢くマンションを購入し、費用を少しでも抑えましょう。